アドリブ月誌

TOYO LIVING
タイトル
2017年9月

今回は虹を見逃してしまったので
2015年にジブラルタル海峡で船上から写した写真を掲載します。

     ※ 本ブログの画像転載、文章の転載を固くお断りいたします。

虹はなぜできるの? 空が青いのは、夕陽が赤いのはなぜ?      17/9/19

 こんにちは、阿部秀之です。せっかくの3連休なのに、強い台風に見舞われましたね。日本列島を縦断するように北上していったので、あちこちで被害があったと思います。
被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
 さて、ニュースを見ていると、台風が過ぎた後で虹を見たという情報が数多く寄せられていました。私は残念なことに虹を見られなかったのですが、今回は虹について書いてみたいと思います。

●虹はどうしてできるの?と聞かれてきっちり答えられるでしょうか。
 この質問はそれほど難しくありませんね。小学校の理科の問題です。太陽の光をプリズムに通すと、7色に分かれることはよく知られています。光は(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)といった異なる波長(はちょう)からできています。虹は空気中の水分によって光がプリズムを通った時のように曲げられ波長によって曲がる角度が違うために起こります。

●空が青く見えるのはなぜでしょう?また、夕陽はなぜ赤いのでしょう?
 さて、いかがでしょうか。この質問の方が少し難しいかもしれません。虹の解説に波長という言葉が出てきましたが、波長には長い波長と短い波長があります。『波長』とは、『波の長さ』です。この『波』を持っているものの中には、電波や音波などがあります。 波長の違いは、身近なところで感じることができます。色の違いや音の高低の違いは、波長の「長い」「短い」で決まります。色でいうと、短いと青色。長いと赤色になります。声では女性の高い声は短い波長。男性の低い声は長い波長になります。

 空が青く見えるのも、夕方になると太陽が赤色になるのも波長が影響しているのです。
太陽の光は、地球の空気層(大気圏)に入ると空気中のチリ(分子)にぶつかり、進む向きがかわります。波長の短い光ほど波の数が多いので、チリにぶつかりやすく光が散らばりやすいのです。空が青く見えるのは、波長の短い青い光が空いっぱいに散らばっているからです。

 夕方になると、太陽の光が赤色になるのも波長が影響しています。太陽は沈むにつれて、位置が真上から横に移動します。太陽からの光が空気層を通る距離は、真上に比べて横の方が長くなります。そのため、いままでチリの間をすり抜けてきた波長の長い赤い光も、チリにぶつかり散らばり始めます。
青い光は波長が短いので遠くまで届かず、私たちには赤い光のみが散らばった様子が見えるので、夕焼けの空が赤くなるのです。これが、空が青く見え、夕方の太陽が赤く見える理由です。

 今週末こそ日本中が素晴らしい晴天を迎えられること祈っています。では、また来月!