200908|アドリブ月誌

TOYO LIVING
タイトル
2009年8月

ポルトガルで最も南に位置するファロで撮影。こんな空の色を「空が落ちる」と言います。
PLフィルターは使っていません。レタッチも行っていません。すごいでしょう。

※ 本ブログの画像転載、文章の転載を固くお断りいたします。

青空の話                             09/8/7

 こんにちは、阿部秀之です。先月、梅雨の終わりのゲリラ豪雨に注意しましょうと書きましたが、まさしくその通りになってしまいました。今年は中国・九州北部豪雨、竜巻など、異常気象がもたらす様々な災害がありました。このあとも引き続き、注意が必要ですね。日照不足による農作物への影響も心配されます。

先月の後半は、私たちも大変でした。関東地方は梅雨明け後、3日間ほど晴れましたが、あとはずっと天候不良でした。ちょうどニコンから新製品が出るタイミングで、テスト用の写真を撮らなければならなかったのに、ロケは毎日のように順延になり、スケジュールは大きくずれ込んでしまいました。写真はお天気だけには、どうしても勝てません。雨の日には雨の写真が撮れるとよく言われます。確かにそうなのですが、正直言うと、負け惜しみ的なニュアンスたっぷりな感じです。

しばらくの間、ぬけるような青空にはお目にかかっていません。日本はもともと湿度が高いので、台風が行き過ぎた翌日ぐらいしか、ものすごい青空にはならないのですが、湿度の低い欧米では、驚くほど空が青くなることがあります。空は本当に青くなると黒に近いような色に写ります。これを「空が落ちる」と言います。私が学生の頃、今から30年程前だと札幌あたりでは、毎日のように空が落ちることがありました。でも、最近は、ずっと回数が減ったように感じます。

日本はあきらかに湿度が上がりつつあると感じています。地球の温暖化防止には、ひとりひとりが真面目に取り組みたいものです。では、また来月!