201008|アドリブ月誌

TOYO LIVING
タイトル
2010年8月

2006年春に撮影。円山動物園で生まれたホッキョクグマのピリカ。
夏はプールでよく遊んでいた。
ホッキョクグマにとって、日本の夏はとても暑いのだと思う。

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暑い、暑いと言っても涼しくはなりませんが・・・          10/8/11

 こんにちは、阿部秀之です。先週、先々週と2週続けて札幌に行きましたが、東京と変わらない厳しい暑さでした。天気予報を見ていると、那覇の方が札幌より涼しいこともあって驚きます。暑い、暑いと言い続けても、涼しくなるわけではないので、口にしたくないのですが、人に会うとつい挨拶代わりに「暑いですね」と言ってしまいます。困ったものです。

 さて、札幌には円山動物園があります。一番の見ものはホッキョクグマです。メスのララは子沢山で、これまでにツヨシ、ピリカ、双子のイコロとキロルを生んでいます。数年前、釧路市動物園へツヨシを、おびひろ動物園へピリカを婿に出したところ、2頭ともメスだったことがわかり話題になりました。いまはピリカがおびひろ動物園から円山動物園に戻り、代わりにイコロとキロルの双子がおびひろ動物園に行っています。

 身体の大きなホッキョクグマですが、生まれたときはぬいぐるみのようです。最初は水を恐がり、プールへも入れません。母親グマは、我が子が将来泳げなくなると困るので、一生懸命に泳ぎの練習をさせます。実際には、動物園のプールですから泳げても泳げなくても困らないのですが、母親の野生がそうさせているのでしょう。自ら水の中へ入り、遊び道具のボールを振って気を引きます。その姿は人間の母親と少しも変わりません。やがて、子グマは水に慣れて遊ぶようになります。私の記憶では、母親グマのララはそれほど泳ぎが得意なわけでもなく、子グマたちがプールで遊ぶようになると、水にはあまり入らなかったようです。だから子育てのために頑張っているのを見ると、余計に胸を打たれます。

 このところ、人間社会では幼児虐待などの残酷なニュースを頻繁に聞くようになりました。個人の問題だけでなく、社会全体で考えなくてはならない重大な問題です。また、今年は世界的な異常気象が起きていて、さまざまな災害に見舞われています。これまでのところ台風の発生は少なかったのですが、今後は発生しやすくなるとのことです。お互いに気を付けましょう。では、また来月!