201104|アドリブ月誌

TOYO LIVING
タイトル
2011年4月

長崎で撮影。ぼんぼりのような丸い桜が春風に揺らいで可愛らしかった。

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頑張ろうニッポン!                        11/4/13

 こんにちは、阿部秀之です。東日本大震災発生から1ヶ月。いまだに強い余震が頻繁に起こり、予断を許さない状態が続いています。原発の復旧作業も一進一退で心配でなりません。しかし、こんな状況でも嬉しいニュースが届きました。津波に襲われた福島県いわき市小名浜で9日、桜の開花宣言に使われる標準木(ソメイヨシノ)が開花したそうです。この木には高さ30〜40センチの津波が押し寄せ、海水に浸かったので開花が危ぶまれていたのです。日本を代表する桜の話題だけに、とても嬉しく思いました。仙台でも桜が開花したそうです。これからGWにかけて、東北でもどんどん桜が開花していきます。こんなときだからこそ、綺麗な花を多くの人に見てほしいと思います。

 嬉しいと言えば、世界中から多くの援助の手が寄せられたこと。これは感動に値する出来事でした。困っているときに手を差し伸べてもらうのは、本当に有り難いことです。私は震災の翌週は沖縄。その次の週は長崎での仕事がありました。そして今日も大阪にいます。行く先々で義援金を募っているのを見かけます。現代は世知辛い世の中と思っていましたが、まだまだ捨てたものではないと実感しました。

 今年のお花見は自粛ムードですが、なんでも自粛ばかりでは経済が成り立ちません。被災地では、いまだに電気も水道も使えずに、大変な苦労を強いられている方がいます。それは十分に承知しています。心の中では震災に遭われた方のことを案じつつ、東北や関東の食材やお酒でお花見をして、被災地の経済の建て直しに役立てたいものです。

 正直に言うと、今月は震災の話ではなく他の話題にしたいと思っていました。しかし、文章を書き始めると、どうしても震災のことが思い出されてしまいます。見て見ぬ振りが出来ない大事なのです。頑張れニッポン! 頑張ろうニッポン! そんな気持ちでいっぱいです。では、また来月。