201110|アドリブ月誌

TOYO LIVING
タイトル
2011年10月(1)
2011年10月(2)

東京スカイツリーのアンテナ部分。
どんな構造なのか気になっていた。

押上側から見た東京スカイツリー。下町の
情緒ある景色と意外にも良く似合っていた。

※ 本ブログの画像転載、文章の転載を固くお断りいたします。

東京スカイツリーを見てきました                 11/10/14

 こんにちは、阿部秀之です。先日、東京スカイツリーに行ってきました。といってもまだ開業していないので、近くに行って見上げただけです。ようやく暑くもなくなり、天気も良かったので、大勢の人が見物に来ていました。みなさんデジタルカメラやケータイ電話を高く掲げて、盛んに撮影しています。日本人は本当に新し物好きで、そしてまた写真を撮るのが大好きなのだと実感しました。

 ところで、みなさんは噂のスポットには早々に行くほうですか。実は私としては珍しいことです。人混みが苦手なので、オープンしたばかりの混んでいるところには近づきたくないのです。ただ今回はまだ開業していないので、混んでいてもたかが知れているだろうと思ったのと、スカイツリーがあまりにも都内のあちこちから見えるので、一度はしっかりと見てみたいなと興味があったからです。せっかく行くことにしたので、月刊カメラマンの連載ページの撮影も兼ねることにしました。今月の月刊カメラマンに、このときの写真が載ります。

 スカイツリーで特に気になっていたのは、一番最後にあれよあれよという間に伸びていった先端部分です。あれこそが最も重要な地デジアンテナ部分のはずです。あのアンテナは、いったいどういう構造になっているのでしょうか? 公式HPで調べたところ、頂上のアンテナが取り付けられている部分は、ゲイン塔というそうです。アンテナは1ユニット4段20面2システムの多面合成式で、4ユニット合計640面から構成されているそうです。秒速110メートルの風にも耐える設計がされています。設置作業は、地上500メートルですから、安全に工事を進めるために、ゲイン塔と同じ寸法の模擬塔を日立電線の高砂工場内に作り、作業スタッフ全員で何度もリハーサルを重ねたそうです。なるほど、それでスムーズに作業が進められていったのですね。やはり日本の技術力は、たいしたものです。

 さて、スカイツリーの撮影ですが、青空を背景に撮影したいのなら、午前中は押上側から、午後は浅草側からが順光になります。この日は午前中だったので、押上側から撮影しました。三脚を構えていると前を通る地元の方は、みなさんレンズを遮らないようにと頭を下げていってくれます。なんだかとても懐かしい感じがしました。昔は、よくこんなことがあったものです。いま私の家の近所の渋谷あたりでカメラを構えていても、邪魔にされることはあっても、頭を下げて通ろうなんて人は滅多にいません。下町ならではの優しさに触れたような気がして嬉しかったです。では、また来月!