201211|アドリブ月誌

TOYO LIVING
タイトル
2012年11月(1)
2012年11月(2)

今年の紅葉は綺麗だ。
葉が傷んでいないからアップに耐える。
逆光の透過光で輝きを撮りたい。

日の当たらない場所では、
しっとりとした雰囲気で撮りたい。
どんなものでも表の世界と裏の世界がある。

※ 本ブログの画像転載、文章の転載を固くお断りいたします。

平泉に行って浮かんだいくつかのこと               12/11/14

 こんにちは、阿部秀之です。先週、世界遺産の平泉に行ってきました。
といっても自分が写真を撮りに行ったのではなく、お客様と一緒の撮影ツアーです。少人数で贅沢な旅でした。中尊寺、達谷窟(たっこくのいわや)、天台宗別格本山毛越寺などを1泊2日で回りました。もっとも私は案内役なので、前日入りしてロケハンをしたため2泊しました。ちょうど紅葉が真っ盛りで、目を見張るほど美しかったです。

 実は、私はそれほど紅葉の写真を撮ったりはしないのです。日本の風景よりもヨーロッパの風景の方が多いですから。もっともヨーロッパでも紅葉はします。ツタの赤が印象的ですね。
日本はモミジでしょう。モミジは葉が可愛いのが魅力です。今年の紅葉は葉が綺麗なので、アップにも耐えます。夏の暑さや長雨などの影響で葉に染みがあったりするとアップは撮れません。今年はチャンスだと思います。

 紅葉の時期の平泉とあって、何処も ものすごく混んでいました。宿泊施設などは元々そう多くないため、軒並み満室です。東北は苦しい時ですから、平泉が中心になって、少しでも数多くの集客ができるといいですね。旅行だとあちこち訪ねるでしょうから、恩恵に預かれる場所も広がるでしょう。

 しかし、いきなり世界遺産になってしまったので、ホテルなどの対応ができていない部分もあります。今回、僕がロケハンで泊ったホテルは、ネット接続ができることになっていましたが、実際にはシステムが古くて使い物になりませんでした。外国からの観光客も多いでしょう。ネット環境ぐらいは早急に整える必要があるでしょう。

 ネット接続のことは大きな問題ではありません。しかし、同じようなことがいくつかあると、全体の印象が悪くなってしまうのです。そうなると2回3回と来てくれる人がいなくなります。どんなものでもそうですが、リピーターがなくては、やっていかれません。お客様の数は限られているのです。このことを忘れてはいけません。

 イタリアに行くとわかるのですが、イタリアのタクシーは、観光客だとみると必ず高額な料金をだまし取ろうとします。レストランなどでも勘定をごまかそうとする輩は後を絶ちません。これが原因でイタリアの観光客離れが始まりました。イタリアが不景気な原因のひとつは、ここにあります。政府が対応すれば良いのですが、しないところがイタリアのさらにダメなところです。

 綺麗な紅葉を前に、ただ喜んでばかりいられない。ちょっと考えさせられた平泉の旅なのでした。
では、また来月!