201212|アドリブ月誌

TOYO LIVING
タイトル
2012年12月(1)
2012年12月(2)

羽田から飛び立ったばかり。
素晴らしい晴れ間が広がる。

雲が多くなってきたなと思うと、
アッという間に雪雲に覆われてしまう。

2012年12月(3)

稲庭うどんは秋田の伝統的な味だ。
しかし、その伝統も進化を続けている。

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恒例の秋田に行ってきました                   12/12/13

 こんにちは、阿部秀之です。先週末、秋田に行ってきました。毎年、12月第2週の土曜に開催される秋田の写真セミナーが最後の出張と決まっているのです。秋田へ行くと年の瀬を実感します。羽田空港から秋田空港までは60分ほどですが、冬型の天候を身をもって体験することができます。羽田を飛び立ったときはとてもよく晴れていて、眼下には東京の街が広がります。のっぽのスカイツリーは目立ちますね。しかし、30分もするといきなり雲が増えてきて、アッという間に雪雲で真っ白になります。この辺りから飛行機の揺れも激しくなります。秋田空港に降り立って見まわすと、まだ12月の第2週なので雪はたくさんは積っておらず、薄ら雪化粧という感じです。

 忘年会も兼ねているので、いろいろなご馳走をいただきますが、秋田の名物 稲庭うどんも定番です。今年は稲庭うどんの鍋焼きにしました。実は私の父は秋田出身で、稲庭うどんは子供のころから馴染みがありました。その経験からいうと、ここ数年で稲庭うどんは大きく様変わりしました。稲庭うどんは、発祥当時より保存食と位置づけられていたため、乾麺が普通というか、乾麺しかなかったのです。ところが最近では、稲庭うどんの生麺がごく普通に扱われています。これは昔を知っている私や秋田の人には、かなり奇異な感じがするのです。

 あれこれ調べてみると、生麺も以前からごくわずかに作られ、うどん職人とその家族などが食べていたらしいという記述がありました。流通がよくない時代には、製品化はされていなかったのでしょう。生麺は、乾麺と同じ作業工程の手綯(てない)を経た後に寝かせたものを、わずかに乾燥させたものだそうです。生麺は乾麺よりさらにコシが強く、しっかりとした歯ごたえと独特のモチモチ感があるといわれています。ちなみに鍋焼きに使われていたのは乾麺です。伝統のものでも、時代によって変化していくのだなと思いました。では、また来月!