201504|アドリブ月誌

TOYO LIVING
タイトル
2015年4月

輪島の塗師屋さんで見せていただいた商品見本の御椀。
中には100年以上前の物もあるそうです。

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Made in JAPAN(日本製)のこだわり               15/4/14

 こんにちは、阿部秀之です。先日、東洋リビングの技術部長とお会いしました。
話の中で、多くの日本企業が海外での生産を主としているのに、なぜ東洋リビングの電子ドライユニットはMade in JAPAN(日本製)にこだわるのかという話題になりました。防湿庫にとって心臓部である電子ドライユニット。この性能と品質が製品の善し悪しを決める重要な要素になるわけです。
 東洋リビングでは徹底に徹底を重ねた品質管理を行い、“いいものを作る”ために自社日本工場での生産を続けています。弊社製品をご利用いただいておりますお客様の中には15年ですとか、30年以上もご愛用いただいているとのお声もたくさん寄せられています。そういったお客様の期待に応えるため、東洋リビングはMade in JAPANにこだわり続けていきますとのことでした。
 確かに、私のところのオート・ドライも、最初に買い求めたものは30年が過ぎようとしています。この間に故障したことは一度もなく、カビが生えたこともありません。これがMade in JAPANの信頼なのだと改めて感じています。

 話は変わりますが、東洋リビングへうかがう前日まで能登の輪島へ行っていました。NHKの朝ドラ「まれ」の舞台になっている輪島です。今回はニコンの撮影ツアーの同行でした。自分が撮るのではなく、参加者に撮らせるのが仕事です。このとき、朝ドラにも登場する輪島塗の塗師屋さんを訪ねました。塗師屋は輪島塗のプロデューサーのような仕事をされる方です。
 偶然にも塗師屋のご主人からMade in JAPANの話が出ました。いま使っている漆は30年前の青森県二戸産のもので、今年も夏になると30年後の後任のために漆を採取するのだそうです。本物の輪島塗では、安価な外国製の漆は使わないと断言されていました。輪島塗の器は100年使えるのは普通で、修理すれば限りないほどに使えるのだそうです。それを支えているのは日本産の漆なのです。
 海外生産品が当たり前になっている今日この頃ですが、Made in JAPANの実力を相次いで痛感することになりました。円安のおかげで、外国人の観光客が増加しています。日本の魅力は?と聞かれたら、はっきりと答えられるでしょうか。Discover Japan 日本の魅力を再発見する、いい機会なのかも知れません。では、また来月!