タイトル

梅雨入りしましたが、防湿庫の中は快適そのものです

23/06/20

防湿庫の中のイメージ
防湿庫の中はこんなイメージです。いつでも爽やか。
涼しい風が吹き、花が咲き乱れています。女の子は住んでいませんが(笑)。


こんにちは、阿部秀之です。

北海道を除いて、全国的に梅雨入りしました。今年の梅雨は雨が10日間も連続で降り続き、なんとも梅雨らしい梅雨です。しかも、晴れると真夏のような高温になります。すでに台風も発生。今の時期の台風は梅雨前線を刺激して大雨を降らせるので、上陸しなくても大きな被害をもたらします。

自然環境も様変わりしています。伊勢海老は伊勢では獲れなくなり、ずっと北の港で水揚げされています。ふぐも水揚げされる水域がどんどん北上しています。北海道で本来は獲れないはずのオオズワイガニが大量発生したニュースは記憶に新しいです。これも水温が上がって生息域が北上するとともに、水温が上がることで赤潮が発生し、カニの天敵のタコが激減しているのが原因だそうです。日本の亜熱帯化が進んでいるのは間違いありません。

みなさんが大切にしているカメラやレンズの保管は大丈夫ですか。油断するとカビはアッという間に生えます。カビの繁殖しやすい環境は、湿度70%以上です。60%以上から活発に活動を始め、80%以上で一気に繁殖します。気温は25〜28℃がもっとも繁殖しやすいですが、15℃でも発生します。冷蔵庫に入れたパンもカビが生えますよね。

カビは気温のコントロールでは防ぎようがないので、湿度のコントロールで防ぐしかないのです。湿度を30〜50%に保てればカビは発生しません。ただ、室内全体の湿度を下げるのは無理があります。そこで考えられたのが防湿庫です。最初に考案したのは東洋リビングの社長 牛田唯一氏で1974年(昭和49年)のことになります。それ以来、長年開発を続けてきています。

中でも画期的なのは、2007年(平成19年)に発売した光触媒機能を搭載した全自動防湿庫オートクリーンドライです。独自に開発した光触媒機構を実現。LED光の連続照射と循環対流により、庫内を24時間クリーンな状態に保てる電子ドライユニットを搭載しました。しかも、電子ドライユニットは日本製です。防湿庫は初めて電源をオンにした日からオフにすることはまずないものです。となると安全性、信頼性が不可欠になります。私が数ヶ月に及ぶ旅行でも安心していられるのは、この日本製の電子ドライユニットのおかげです。

梅雨がないといわれている北海道も、東北が梅雨明けしたあとに梅雨前線が北上してしばらく居座るために7月の後半には1週間ほど雨が続く日がありました。これを蝦夷梅雨といいます。どうも最近はその期間が長くなっているように感じます。北海道はカビが生えにくい。この説もあやふやになってきています。日本全国隅々まで、東洋リビングのオートクリーンドライで快適な写真生活をお楽しみください。では、また来月!

※ 本ブログの画像転載、文章の転載を固くお断りいたします。

PageTop