お花見に牛久へ行ってきました。咲いていませんでしたけど!
24/4/18
牛久シャトーへ着くと最初に出迎えてくれるのが事務室だった「現 本館」。内部の見学はできませんが、美しさに圧倒されます。TV番組でもよく使われています。
「醗酵室」(現:神谷傳兵衛記念館)はミユージアムになっていて、無料で見学できます。古いワインボトルがとても美しかったです。
メニュー桜の魚料理。なんと、桜をイメージしてピンク色のソースがかかっています。食べるのにちょっと勇気が要りましたが美味しかったです。
同じく桜コースのデザート。こちらはイチゴが使われていて可愛らしい。もちろんお味も良かったです。
こんにちは、阿部秀之です。
昨夜、豊後水道を震源とした地震がありました。震度6弱を観測した愛媛や高知のみなさま、TVで大きな被害は出ていないと報道されていますが、今後の余震にご注意ください。
さて、写真家なので季節の移り変わりや天候がいつも気になります。そのため、このアドリブ月誌でも書き出しは、お天気のことを話題にすることが多くなります。このところの目まぐるしい変化には、正直ついていけません。全国各地で開花が遅れていた桜は、関東ではようやく咲いて満開だ!と思ったら、春の嵐で一晩で吹き飛ばされ、その後は夏のような暖かい日が続き、あっという間に葉桜になりました。
例年、レジャーシートを広げてお弁当を食べるようなお花見はせず、家の近所の代々木公園の桜を散歩しながら見るだけです。代々木公園にはソメイヨシノが700本程あるのでそれなりに楽しめます。ただ、夜のライトアップがないので、夜桜見物には不向きです。ところどころにある街灯の周りに集まって宴会をしている人々を見かけますが、無理矢理な感じは否めません。
ただ、今年はちょっとだけ遠出をしてお花見をしようと思いつきました。茨城県の牛久に歴史のあるワイナリーがあります。以前は「シャトーカミヤ」という名称でしたが、現在は「牛久シャトー」と改名しています。お酒好きの人ならカミヤでピンとくるかもしれません。そうです、浅草にある日本最古のバーといわれる神谷バーで出されている電気ブランを作っていたのは、この牛久シャトーなのです。創業は1903年(明治36年)で、実業家の神谷傳兵衛氏が開設した日本初の本格的ワイン醸造場です。当時の建物が残されていて、国の重要文化財に指定されています。以前、撮影で何度か訪ねたことがあり、建物の美しさは覚えていました。また内部が見学可能でミュージアムになっている建物もあって、日本初のワイナリーの歴史をじっくり見ることができます。
このワイナリーには、お洒落なフレンチレストランがあります。中庭には桜の並木があって、食事をしながら窓の外の桜を眺められる趣向です。ネットで検索するとレストランのメニューもこの時期限定で「桜」というコースが用意されていました。満開を少し過ぎていてもいいと思ったので4月2日に予約しました。はい、慣れないことはするものではありませんね。桜は開花が遅れて満開を過ぎるどころか、まだ開花したばかりで花は数えるほどしかありませんでした。窓から見えるのは枝ばかり。ですが、料理は美味しくいただきました。
牛久は、このほかにも牛久沼、あみプレミアム・アウトレットなどもあって、いろいろと楽しめます。なかなかのおススメです。都心からも近いのでGWに行かれるのもおススメです。では、また来月!