201905|アドリブ月誌

TOYO LIVING
タイトル
  • 2019年5月(1)
  • 2019年5月(2)
チョコレート店のウィンドウには
金色のうさぎの特大ポスター。
うさぎは春を知らせてくれる使者なのです。
特大のホワイトアスパラ。
日本で見るものとはサイズが違います。
このひと皿で1人前です。
  • 2019年5月(3)
ホワイトアスパラを生産しているのは
土地を求めてオランダから来た移民が
多い為と言われています。
なのでソースは、オランダソースと呼ばれる
マヨネーズに似たソースをかけます。
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ドイツの春                            19/5/20
 こんにちは、阿部秀之です!先月の続きです。パリを発って向かったのはドイツのドレスデンです。ドレスデンはドイツが東西に分断されている時期は東ドイツでした。初めて行ったのは1990年に
東西が再統一された直後です。その頃は空き地ばかりが目立ち、フランクフルトなど豊かな西ドイツの街との差を強く感じました。その10年後に行ったときには、ショッピングセンターが建ち並び、街は活気に溢れていました。ツヴィンガー宮殿、聖母教会、ゼンパー・オーパー(オペラ座)、ドレスデン城といった歴史的な建造物もすっかり修復され、世界中から観光客が訪れる街になりました。

 冬はドイツ全体に厳しい寒さが訪れます。ドレスデンも例外ではありません。その分、春になった時の喜びも大きいです。ドイツで春を告げるもののひとつに、うさぎのチョコレートがあります。金色に仕上げられたうさぎです。チョコレート屋さんはもちろん、スーパーやカフェなど、あらゆるところでうさぎのチョコレートを見かけます。実際に野ウサギは冬眠から覚めて野原を走り回ります。うさぎは春を告げる使者なのです。そして、もうひとつはホワイトアスパラです。ドイツ語ではシュパーゲルと言います。日本で見かけるホワイトアスパラと違って、太く長いのです。ドイツ人はこのシュパーゲルも春を告げるものとして待ち望んでいます。レストランや市場などでは、シュパーゲルが入荷しましたという案内が出ます。飛行機の機内食にも登場することもあります。4〜5月にドイツに行かれる方はぜひ食べてみてください。

 さて、沖縄が梅雨入りしたというニュースが入ってきました。日本の5月は爽やかだと言いますが、ヨーロッパ帰りだとこれでも湿度の高さを感じます。やはり、日本は湿度の高い国です。梅雨入り前に防湿庫内の整理整頓をおススメします。最初は整然と並んでいた機材も、取り出して入れてを繰り返すうちに庫内はごちゃごちゃになってくるものです。あまり入り過ぎなら追加でもう1台。日本の5月はそんなシーズンです。では、また来月!

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