
▶ 《オートドライ》ってなに? ▶ 《オートドライ》の重要性と保管例
▶ こだわり続ける日本製 .
● 小型シリーズ
● クリアーシリーズ
● 中型・大型シリーズ
【保管例】
▶ 1.食品 ▶ 2.理化学・医療・バイオなど ▶ 3.その他
日本の年間平均湿度60RH%以上・気温12〜38℃という環境では、私達の身近な物の多くが湿害にさらされています。そこで役立つのが《オートドライ》です。
《オートドライ》は庫内湿度を40RH%以下の低湿に保ち、保管物を湿害から守ることができます。
容量や用途に応じて 小型シリーズ クリアーシリーズ 中型・大型シリーズ からお選び下さい!
●食品 湿害による風味低下を防ぎ、開封後の鮮度保持
海苔やスナック菓子はパリパリの状態をキープ!
瓶入りスパイスが詰まって出てこないといった悩みも解消!
●マイクロフィルム・磁気ディスクなど カビの発生や劣化の防止
●金属・金属粉末など 酸化防止・サビ防止
●樹脂成型品・精密機器・電子部品・試料・薬品・種子など 吸湿防止・品質保持

《オートドライ》の重要性と保管例
≪オートドライ≫ 小型シリーズ |
1.食品 |
◆食品保管の重要性〜健康な食生活〜
私たちの食生活は絶えず湿気やダニ・カビなどの湿害にさらされており、それを目視で見分ける
ことは不可能です。しかし、キッチンで常温保管している使いかけの粉物を調べると、
ほぼ100%の確率でダニが混入しているという結果も報告されています。
ダニは、粉ミルク・お好み焼粉・ホットケーキミックス・粉末ダシのような栄養成分の多い食品が
大好物です。ダニが混入したこれらの食品を口にするとアレルギーを引き起こしたり、
アナフィラキシーショックを起こした例も報告されています。
開封後はすぐに《オートドライ》で保管することが大切です。
スペースに余裕があれば開封前から保管して、使用後は必ず《オートドライ》に収納することを
習慣づけて、ご家族の健康をお守りください。
《オートドライ》は健康で安全な食生活の必需品です。
※一度ダニやカビの害を受けた食品を《オートドライ》に保管するとダニは死にますが、アレルギーの
原因になるカビ菌やダニの死骸は残ってしまいますので、開封後に常温保管したものは思い切って
処分してください。
◆ダニのスペシャリストが解説!

乾燥食品の保管は《オートドライ》で!
都市住居環境研究所 代表 農学博士 吉川翠先生
高湿度になりやすい台所では、高湿度を好むダニ類が食品内で繁殖し、ダニ刺されや、知らずに食べてアレルギーを発症します。チリダニによるアナフィラキシーショックを起こすこともあります。ダニ類は湿度50%以下では生きられません。食品を安全に保ち安心して生活するためにも、開封後すぐに使い切らない調味料、お茶類、生薬類、お好み焼き粉のような蛋白質を含む粉類はぜひ《オートドライ》に保管してください。
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ダニの大好物は? |
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粉物というと小麦粉や片栗粉など色々ありますが、中でもでんぷんやたんぱく質などの旨み成分を多く含むミックス粉・お好み焼き粉・粉ミルクはダニの格好の餌となります。 |
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使いかけの粉物を常温保存しているけれど、賞味期限内だから大丈夫? |
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ダニを目視するのは不可能ですし、ダニを体内に摂取したことを証明するのは難しいですが、キッチンで 常温保存している様々な粉物を調べた結果、ほぼ100%の確率でダニが混入していました。 病院で小麦粉アレルギーと誤診されるケースも多いようです。また、賞味期限は開封前の場合であっても 開封後はお早めにお召し上がり下さいと記載されていることが多いです。 |
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冷蔵庫で保管すれば大丈夫? |
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冷蔵庫で保管するのは、あくまでも短期間の応急措置で多湿という点では適しません。カビの発生も防げ ませんし、湿気により風味も落ちてしまいます。 冷蔵庫内温湿度推移 冷蔵庫内は、扉開閉や霜取り運転によって湿度が安定しません ![]() |

◆保管例
●粉末素材
(小麦粉・ミックス粉・お好み焼き粉・片栗粉・パン粉・粉ミルク)
●調味料
(プラスチックや瓶入りの調味料・各種スパイス・塩・砂糖)
●海苔・ダシ類・乾物類
(海苔・干し椎茸・鰹節・干し海老・ダシ昆布・ゴマ)
●菓子類
(スナック・おせんべい・クラッカー)
●お茶類
(日本茶・紅茶・コーヒー・緑茶・中国茶・ココア)
●薬品
(粉末薬品・錠剤薬品・常備薬・漢方薬)
様々な場面で活躍します!
2.理化学・医療・バイオなど |
理化学・医療・バイオ等の実験室・研究室に
不可欠な全自動デシケーターとして最適!
●マイクロフィルム・各種フィルム・ビデオテープ・
写真・磁気ディスク等の品質保持・劣化防止
●樹脂素材(フィラメント素材)の吸湿防止
(ABS樹脂・PLA樹脂・PVA樹脂・ナイロン 等)
●レンズ・特殊ガラス・光ファイバー等の防カビ対策
●金属素材の酸化防止・サビ防止
●粉末素材の吸湿防止(樹脂・石膏 等)
●フィルム状素材の吸湿防止
●シート素材の吸湿防止

◆保管例
●3Dプリンター素材(フィラメント素材・金属素材)
3Dプリンターの素材は湿気にとても弱く、素材の良し悪しが造形物に大きく影響します。
湿気を含んだ素材を使用すると、造形物に剥がれ・クラック・反り等が生じたり、
強度の低下や変形が発生してしまうことがあります。
●試料・試薬・標本・種子・薬品
●精密機器・電子部品(水晶振動子等)
●粉末材料(金属材料・高分子材料等)
●シート素材やフィルム状素材
製品詳細はこちら《オートドライ》小型シリーズ
≪オートドライ≫ クリアーシリーズ |
自動デシケーターの決定版
理化学分野・医療分野・研究所で自動デシケーターとして最適
食品保管・薬品保管、工業用・業務用など幅広い分野に最適
製品詳細はこちら《オートドライ》クリアーシリーズ


≪オートドライ≫ 中型・大型シリーズ |
業務用・低湿度保管に最適!
電気部品・精密機械や顕微鏡・マイクロフィルム保管に最適。
カメラ・レンズ、半導体や食品まで多彩な用途に対応。
◆保管例
研究所・実験で使用される天秤などの危機・器具
(高湿下に放置すると誤差発生の原因となります)
製品詳細はこちら《オートドライ》中型・大型シリーズ

3.その他の保管例 |
保管物 | 保管推奨湿度 | |
写真・アルバム
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30〜50%RH | 【変色・黄ばみ防止】
古い写真が黄ばんだり、ボロボロになってしまうのは湿度の影響が小さくありません。 写真は30〜50%RHが最適とされ、常温でもこの環境下での保管なら保存性の向上効果が3倍に上昇するといわれています。 |
顕微鏡・試料・薬品
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30〜50%RH | 【カビ・ホコリ・劣化防止】
高品質を長期間保つ為にも、顕微鏡・試料・試薬・錠剤・薬品などは低湿の保管がおすすめです。 |
高価な革製品
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30〜55%RH | 【カビ・劣化防止】
革製の高価な鞄や靴や小物類などは、高湿によりカビが生えたり傷むことがあるので、低湿での保管が重要です。 |
貴金属・宝石
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30〜55%RH | 【酸化・劣化防止】
貴金属・宝石類は、高湿保管すると 金製品は、酸化が進み赤茶に変色、真珠は水分で輝きを失い、トルコ石・ラピスラズリなどは多孔質の為、水気が内部に浸透すると変色してしまいます。 |
貴重品・美術品
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30〜55%RH | 【価値の維持】
デリケートな貴重品の価値を保つには、多湿での保管を回避することも重要です。 |
測定器・種子・試験用品
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30%RH以下 | 【誤差・変色・変質防止】
高湿での保管では、精密測定器に誤差が出たり、種子の発芽に影響が生じることもあります。 また、標本や3Dプリンターの素材には変色や変質の原因になります。 |
保管物 |
保管推奨湿度 |
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DVD・テープ・ メディア・フィルム類 ![]() |
40%RH前後 | 【データ消失・変質防止】
光ディスクは高湿時に水分がポリカーボネイト基盤に浸透し、色素や反射膜に達すると、データが劣化・消失します。 磁気テープはバインダー部が劣化してしまいます。 大切な画像・音声・データを守るには湿度40%前後での低湿保管が必要です。 |
金属製品
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40%RH以下 | 【酸化・カビ・サビ防止】
低湿保管すると金属部品や機械工具の酸化 等を防ぎ、高輝度を保持します。 |
切手・コイン・紙幣
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40〜55%RH | 【変色・サビ・劣化防止】
日本に残っている19世紀の切手は、色がくすんだりシミができてしまったものがあったのに対し、欧米に渡った同時期の切手は良好な状態のままでした。 切手は、表面のインクと裏の糊で紙が挟まれているので、通気性が悪く多湿に弱い為、高湿の日本では変色や劣化が出てしまっていたのです。 コインの錆や紙幣の劣化も同様ですので、低湿での保管が重要です。 |
大切な本・証書
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40〜55%RH | 【黄ばみ・劣化・虫食い防止】
保存状態が良好な場合の推定寿命は酸性紙で50〜150年、中性紙で250〜700年とされています。 高湿度になると、カビや虫が発生しやすくなるので、注意が必要です。 |
腕時計
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50%RH以下 | 【故障・変色・サビ・劣化防止】
貴重な腕時計も不適切な保管では、磁気・ホコリ・湿気で劣化が加速し、文字盤の変色やシミが発生したり、革ベルトにカビ・劣化が生じることがあります。 また、高価なアンティーク時計では、ガラス内部が曇ったり、内部のさびが進行して動かなくなるなど多くのトラブルが報告されています。 新しい時計でも、湿気が不具合の原因になりますので、湿度管理された状態での保管をおすすめします。 ≪磁気の影響について≫ 扉枠(マグネット部分)から5cm離れた状態で磁気の強さは 〜1,200A/mです。 一般に時計が耐えられる磁気の強さは1,600A/m(ダイバーズ時計で4,800A/m)とされています。 そこで、時計を防湿庫で保管する場合は、扉枠(マグネット部分)から時計の機械部分を約5cm離して保管することをおすすめします。 |
こだわり続ける日本製
昨今、海外での生産が製品づくりの主流となっている中、なぜ東洋リビングの電子ドライユニットは
Made in JAPAN(日本製)にこだわるのか。
それは弊社の物づくりの基本精神である“いいものを作る”という取り組みを守っているからです。
防湿庫にとって電子ドライユニットは心臓部です。
この性能と品質が、製品の善し悪しを決める非常に重要な要素になります。
弊社では徹底した品質管理を行い、“いいものを作る”為に自社日本工場での生産を続けております。
常に抜群の品質と耐久性にこだわり続け、弊社製品をご利用頂いておりますお客様の中には15年〜27年以上ご愛用頂いているとのお声もたくさん寄せられています。
これからも“いいものを作る”為、そして”お客様の期待に応える”為、東洋リビングはMade in JAPANにこだわり続けていきます。

東洋リビング 那須工場 |